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2015年04月16日

愛は命がけ

知人のMさん
高齢のお母さんの介護と重症の痴呆症を患っているご主人さんの二人を自宅で献身的介護して数年とうとうMさんの身体がボロボロになってしまい心臓発作を繰り返す重症になりました。とても気の毒です。どんな慰めのことばも軽すぎて言えない。ただただ祈るだけでした。突然の病でお母さんとご主人さんは別々の施設にお願いする事になりました。Mさんは療養する事になりました。これまで何年も介護受けてたお母さん95歳でぼけていません。娘の病気を心配し不安な気持ちで再び娘に会える日を施設で今か今と待っていたそうです。そんな様子を施設の方から聞き娘さん病気の身体でいつ起こるかしれない発作の薬,持参でお母さんに会いに行きましたら,お互い顔を見て安堵感からわっと涙がこぼれ落ち抱きしめあったそうです。親子と言えども何年間もの介護,怒ったり泣いたりの日々が走馬灯のようにかけ巡り涙と共に洗い流された時,愛おしさだけが残り互いにごめんなさいごめんなさいと言って抱きしめあったそうです。献身的愛は命がけで
す。そしてMさんが与え続けた愛は心の扉を開く鍵でした。又愛のこもった努力は決して無駄になる事はない今回のMさんのお話から学ん事です。とても嬉しいお話だったので皆さんに紹介しました。

物欲

ある本を読んでいたら日本人は物欲が強いのではと感じました。その筆者は外国を旅行していますと例外を除いてほとんどの国で生活必需品で暮らしているそうです。何だか聞いた事あるお話ですね。物のない暮らしが不幸かと言えばそうでもなさそうです。物欲に支配され人生狂わかされてしまっているのが今の日本人のようです。この筆者は家族の愛情や子供の輝く目に注目して観察し外国を旅してきたようです。物が無くとも子供達の目はキラキラ輝いてそこには笑顔が有り家族の愛情が伝わったそうです。欲しい物と必要な物は違います。今の日本人の姿は欲しい物を追い求めてゆとりを無くしているのかもしれません。今や日本人はどこを見て生きているのでしょうしっかりしなさいと高齢者に怒られそうですね。